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ごばいし
- michikake-mashiko
- Apr 2, 2014
- 1 min read
1月のいちばん寒いころの早朝、
「つくるひとつかうひと」の「つくるひと」宮沢美ち子さんの取材で、朝の散歩に同行しました。
ちょうど取材したころは真冬で、そんなにひろいものもない時季だったのですが、
「ここらへんにいつも落ちてるの、ほらほら見て!」と、
宮沢さんが拾って見せてくれたのは「五倍子(ごばいし)」。
初めて聞いた名前だったのですが、木の実か何かなのかと思えば、
これは「ヌルデ」の木に木の葉の付け根にできる虫こぶということ。
虫こぶというのもこれまた初めて知ったのですが、ヌルデシロアブラムシが寄生して、
その刺激によって葉上に生成されたこぶ状のふくらみなのだとか。
そしてこの中にタンニンが含まれているので、その成分で布が染まるのだそうです。
いつもだったら何気なく通り過ぎてしまう道、景色。
宮沢さんの話を聞きながらだと、使えるもの大事なものがたくさんあるように見えてきました。
染めの材料としてだけでなく、
織物にしたり、食べたり、飾ったり、いろんな形で植物と仲良くしている宮沢さん。
買わなくたって材料は身の回りにたくさんある。植物って面白い。
そんなことを改めて気づかされた日でした。
(編集部 池田)